自分の気持ちがわからない、その正体

友達と飲みに行くお店を相談していたときのことです。
いくつか候補を出して、最後に2つまで絞りました。

すると友達から、
「どっちのお店でもいいよ!」
と言われました。

その言葉を聞いた瞬間、
とても困ってしまった自分がいました。
2つのうちのどちらかを選べばいいだけなのに、
なぜか焦って、思考が止まってしまったのです。

悩んだ末に、
「こっちで大丈夫かな?」
「やっぱりこっちのほうがいい?」
と、相手の顔色をうかがいながら、確認を重ねてお店を決めました。

あとになって気づいたのは、
そのとき私は
「自分の気持ちがわからなくなっていた」
ということでした。

普段から周りを優先することが多く、
人に合わせることが当たり前になっていると、
「自分はどうしたい?」と聞かれても、
すぐに答えが出てこなくなる。
気づかないうちに、
自分のことを後回しにし、考えることをやめていた自分がいたのです。

「このままでは自分が居なくなってしまうのではないか・・・」

その出来事があってからは、
何かを選択するときに、
「私は本当はどうしたい?」
と、自分に問いかけるようにしました。

すると、少しずつですが自分の気持ちを言葉にできる場面が増えていき、「自分はこう思っていたんだ」と気づけるようになりました。

自分の気持ちは、
頑張って無理に探すものではないと思います。
分からないまま立ち止まってもいい。
きっと、安心できる中でゆっくりと浮かび上がってくるのではないでしょうか。

もし今、
選ぶことや決めることに疲れているなら、
一度立ち止まって、
そっと自分に聞いてみてください。

あなたは最近、
「自分はどうしたい?」
と、自分の気持ちを大切にできていますか。